2025/01/22 22:33


1月13日
キッチンカーを手放したことにより1からのスタートで感覚的にはイモムシになった気分でいる。
浪速のイモムシは次なる活動に向け、モゾモゾと動き始めた。イモムシはまず自分のことを知ろうと思い、自分の棚卸しなるものをやってみた。

ある時を境に、適度な運動中に計って流れてきた上下やや激しめな心電図のようなライフラインが出来上がり「大丈夫か、こいつ」と心配したり、辛いことを思い出して思考が止まり眠くなったり、調子が良かった時期の浮かれっぷりを恥ずかしく思ったりしながら自身の強み・弱みを洗い出して見つめ考えてみた。洗いが足りないのかどうもまだ素っ裸になれた気分になれず、友人Kに「僕の強みって何?」と照れながらLINEをしてみる。
「僕を褒めてくれよー!」と捉えられてもおかしくないよな。とか、弱みの部分聞かないずるさよ・・・。とか思ったくらいで返信が来て、その速さに驚いた。
具体的でわかりやすくベストアンサーだったことに加え、真剣に友達として付き合ってくれているのだなと思う内容でイモムシはモジモジと照れながらその言葉を栄養にして、さらに考えまとめていった月曜日であった。

超良い蝶となり自在に飛べるのはいつごろだろうか。


1月14日
働くことの視野を広げるべく住んでいる町の商工会議所にフラッと行ってみたらコンサルタントの方とのマンツーマンセミナーを受けれるということでモノは試しだと思い受けてみることに。
ロビーのような場所で、会議室にあるホワイトボードをバンと出してきて平日の昼下がりとはいえ、割とオープンな場所でやることについて抵抗感がありつつラジオの公開収録気分で始まった。
コンサルタントの方に僕のこれまでと、これからのことを引き出され令和ロマンのYouTubeよろしくホワイトボードにびっしり8ptくらいの文字サイズで書き出されていき目の前に現れていった。
一番驚いたのがホワイトボードに一言もそのコンサルタントの方の言葉が書かれていないこと。
見事に引き出されホワイトボードに書かれた気持ちと、やりたいことは相当な熱量を持っていて目指す場所が見えたような気がした。
熱血に鼓舞され、次回も予約をして瞳孔全開で帰宅。


1月15日
夜に野良の保育士でもありアイデア交流センターの共同管理人でもあるタカヒナさんと、シゲルくんの3人でご飯を食べた。
色々話した話題のなかで今もずっと考え続けているのが「関西で好きな街はあるか」ということ。
東京生まれ名古屋育ち京都経由の大阪在住と地元がなく土地に薄情な自分としてはなんともいやはやな質問だった。

東京は、エリア毎の色がハッキリしていて建物も、人も、カラスも猫も犬もどこを切り取っても映画や小説に出てきそうなくらい絵になる感じがしてどこを歩いても好きな印象。いくつになって何回訪れても「住む」というより「観光」に近い気分で接しているからかもしれない。

名古屋でいうと、星ヶ丘エリアの品のある感じとか、栄のPARCOからloftに向かうまでの特有の表面は都会だけど風で靡いた下に隠れてみえるやぼったさのような空気感も好きだ。

関西はというと、その場では出てこずこれを書いて思い出した好きな街は天満橋のシティモールから橋を渡るあのあたりは、特に好きかもしれない。
それと、三宮のシネリーブルから書店の1003あたりの品があってスゥ〜っと海に風が通り抜けるような気持ち良さがあるのも歩いて毎回心踊る。


1月16日
市役所の中の3つの部署を周り一気に用事を済ませる。
12時のお昼の時間には、職員の方々の昼食の匂いがしてお腹が空いた。
順番待ちをしながらその匂いの出どころを辿ると、窓口の後ろの自分の席でお弁当を広げて食べている人が多いことに気がついた。
職場の自分の席で、周りが働いていたりしている中で食事をするというのが咀嚼音や、匂いを気にしてしまい苦手だったことを思い出す。

市役所は、何故だか悪いこともしていないのに出る頃にはドッと疲れるの何故だろう。
「大人」ということに認定基準があるとするならば「役所での手続きを臆さず、疲れずやり切れる」と言う項目を一つ追加してもいいと思う。
夜に見たあちこちオードリー(ゲストのなすなかにし・クロちゃん・福留光帆)でテーマを設けた訳でもないのに、それぞれが興奮する話をしていることが、頭空っぽにしてみれるくらいしょうもない回で声を出して笑った。


1月17日
ウェブマーケティングを専門職として働いている方とお話しする機会があり、少し雑談をしていて素直に集客についてのことを相談してみたら「チラシを撒くことや、インスタ広告を打つことなど広告をすると言うことはいかにマイナスを0に近づけることができるかが大事だと考えています」と言われて自身の経験を振り返り納得ができて「へぇ〜」という関心と「ほぉ〜」という驚きが混ざり「へぁ〜」ととてもおったまげた人のようなリアクションをとってしまった。
その後も、雑談とは思えない情報量を浴びて今週2度目の瞳孔全開で帰宅(3回目からは略して瞳宅と表記予定)


1月18日
夜にYouTube内のBoiler Roomのチャンネルに更新されていた¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$UのDJ SETを観た。
ついてこれる奴だけついてこいよ!的なバッキバキオッラオラの前半から、22分を過ぎたあたりからの独自の温かみがありつつ儚いアッパーな曲がところどころ散りばめられてダークファンタジーのような内容が気持ち良過ぎて麦のソーダ割り片手にひとり踊る。
酔いが回って迎えた終盤の会場の雰囲気に思わずホロリ。
今年初のエンタメで涙したのはまさかの、Boiler Room。

1月19日
京都にて先輩Tさんと、友人CとAと2024年良かったコンテンツの話をアテに飲む。主にTさんは映画・Cはゲーム・Aはアニメ・僕は音楽、ラジオといってそれぞれの生活の中での好んで楽しむ媒体が違っていて興味深かった。特に興味を持ったのがゲーム。小さい頃からゲームにあまり馴染みがなく今まできてしまっているぶんCが上げてくれたゲームのどれもが内容が面白そうだった。
その中で特に好きそうと思えたのはSpiritfarer。

現在、無音でゲーム実況を見て進めている。
ゲーム実況文化もそこまで知らないのだけど・・・実況無しで淡々と進んでいく動画って需要がないのか、全然見つけることができず。

帰りの電車を降りると傘が必要なくらいの雨が降っていた。
駅前のコンビニに入り傘を買わずにアサヒスーパードライを買って雨に打たれて飲みながらThe Birthdayを聴きながら帰った。

そんなことしても全然楽しくて、話し足りなくて、飲み足りないくらい素晴らしい夜だった。